マルクパージュ

舞台感想・自分の好きなもの・日常生活のあれこれ

ひょんひょん ひょんなことの『ひょん』って何スか 感想

東京9公演、大阪5公演お疲れ様でした。

得たものがたくさんあった公演で良かったです。
元気にネタバレ注意です。円盤が春頃出るらしいので、楽しみな人は閲覧を避けてくださいね。
あくまで個人の感想なので、事実が違うところ以外は突っ込まないであげてください…。
今までツイッターに延々と思ったことを箇条書きするタイプだったのでブログに慣れていません。色々と見逃してください。思い出したことを少しずつ加筆していく気がする。
 
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推しさん以外の共演者は植田さん以外初めましてでした。
上遠野さんは苗字も名前も1文字も読み方分からなくて「???」でした、すみません…。今ではちゃんと読めます!萩原さんのところの公演にも出演なさると聞きました、おめでとうございます。
松波さんはバズステの二葉くんということは存じ上げていました!ルナライで見れたはずだったのに…。という意味も込めてとっても期待大でした。
佐藤さんはアイドルさんなんだ~!と思っていましたが結果一番いい意味で期待を裏切られた素敵な役者さんでした。すごかったな~!
 
あらすじとしては、Vtuberを作ろう!という建前のもと主人公のケンゾウくんが過去、自分を救ってくれたみんなに会いたい話でした。
 
演出の話。
ツキコちゃん最高でした!キャラデザがかわいい!ビジュが最高!ダンスもかわいい。振付師さんありがとうございます。
ツキコちゃんの前髪がグラデーションになったり、大阪公演では背景が毎公演違ったり、いろんなところに工夫が見えてとても楽しかったです。
東京公演で機材トラブルがあった日が1度だけありましたが、カテコでライブしてくれたりと楽しかったですね。大阪の楽日もしたのかな?どうしてもスケステの千秋楽に行きたくて、新幹線飛び乗りに中抜けしちゃいました。だって最初90分って言ってたから…。。
最初の電話のシーンとかも可愛かったな。ケンゾウくんが答えるように話すお芝居が好きでした。好きなのはユーイチくんと話してる時の「西園寺翔太郎」って言ってるであろうときのお顔。
あとは大問題、シンくんの鼻プール。初日いろんなところで悲鳴が上がってましたが私も悲鳴上げました、すみません。「なあ」の声が澄んでて好きでしたね。ユーイチくんたちが合流した後のラクタロウくんの「ユ~~イチさん」も面白くて毎度好きでした。鼻プール千秋楽スペシャル、みんな悲惨で面白かったです。植田さんがたぶんあまり得意ではないのかな…。(笑)そのあとのラクタロウくんの日替わり(と私が呼んでいるだけ)が楽しかったですね。毎日楽しかったです、あそこの3人。シン君は働こうね。
 
脚本の話。
正直言うとあまり合いませんでした。
プロとして役者をやろうとしていたユーイチくんが人の目に触れるところでわざわざあんな自分の話するかな?中の人を他の子がやってるなら分かるんだけど。私があけすけなお涙ちょうだいがあんまり好きじゃないので特別過敏になってるだけかもですが。。
 
・「これって意味ある?」
・「いまデータとか、そういうのいい」
・「僕たちは、なーんにも変われてない」
 
1、2個目のせりふ、一応社会人会社勤めしている身としてはあんなすごい資料一晩で作ってくる労力をあの一言たちで一蹴しちゃうの正気か?と思いました。
まあユーイチ君以外サラリーマン経験が無さそうなので、その労力が分からないのは当たり前といえば当たり前かもしれませんが…。1個目はラクタロウくんのセリフなので百歩譲って許せるんですが、やっぱり他に言い方無かったの?と思ってしまう、脚本…。
ケンゾウくんのせりふ(2つめ)もちょっとタチが悪いなと思ってしまうし、「黙っててごめんね、最初から言ったら来てくれないと思ったから」くらいのフォローは欲しかったな…。
3つめ。残念ながら私はケンゾウくんが最初から最後まであんまり好きになれませんでした。八割方この台詞に起因するんですが。
各々夢を持って上京をして、目標を掲げて頑張っていた。それを見失って惰性になってる子もいれば、諦めてそれを手放して、新しい道を選んだ子もいる。でも、4人とも確実に悩んだり苦しんだり、色んなところで覚悟を決めていると思うんですよね。ラクタロウくんだってトラブルメーカーと言われつつも絵を描く楽しさやそれを否定したりしない周りの支えがあって。普段からは想像できない激昂する姿にどれだけ絵を描くという仕事に対して真面目に向き合っていたかを思い知らされました。毎公演、ゴミ箱を抱き締めに行く姿に胸が痛んでいたのが印象的です。
とっても話が逸れました。
話し出せばラクタロウくんだけじゃありません。ユーイチくんだってシンくんだってマサルくんだって同じくらい頑張っていたはずなのに、それをまあ、よくも「みんな何も変われてない」という言葉で括れてしまうな、と悲しくなりました。
しかも言ってる本人はニート…。
 
以下脚本についていろいろ思ったことの感想。
 
・「嬉しいけど、そんな簡単なことじゃないんだよ」
 
というラクタロウくんの言葉がありました。
この台詞、何かしら一定以上打ち込んだ人しか分からない気持ちなんだろうなって思います。
あそこにケンゾウくんが居なかったら、多分誰もラクタロウくんのことを肯定出来なかったかもしれない……。いや、ラクタロウくんのすごさを分かってはいるけど、3人は恐らく才能とかの『天井』を見たり意識してしまった人だから、何も言えなかったんだろうな。
この時ばかりはケンゾウくんの設定が活きたなと思います。何も知らないからこそ堂々と言えること、それに伴って本当のことを知ってもそばに居てくれるおともだちがいたから、ラクタロウくんは立ち直れたんだなと思います。。拗ねてるだけじゃない、はちょっと厳しいからもうちょっと優しくしてあげてください。
描けた!のあと、シンくんが俺の出番だな!ってきゃっきゃしてる中、ラクタロウくんだけは自分の絵をじっと見続けて、本当に嬉しそうな顔をしていたのが好きです。あの笑顔にちょっと泣きそうになりました。
 
・「置いていかないで」
 
すごい台詞だなと思いました。学生時代虐められていた時に居場所を作ってくれた人達に対してあんなこと(上記)言って、結局いちばん変われていないのは自分、という。
多分4人が上京したあとも、ずっとあの中学時代を引きずって生きていたんだろうな…と思ってしまう…。過去に縋って生きていたんだろうな。
 
お芝居の話。
前置きとして、お芝居に関しては何の知識もないド素人です。
上遠野さんのお芝居が毎日少しずつ違って、でも全部が説得力があって素敵だなと思いました。後半のせりふ運び、感情と理性で闘ってる感じが好きでした。唯一のサラリーマンで唯一”現実”で生きている人として、ちょっと嫌な役回りもあったと思うけど素敵でした。
追いかけ回してるシーン、「ラクタロウお前!」からの中学時代の回想にシフトして、「ね~返して~!」に言葉遣いが柔らかくなってるところが好きでした。ユーイチくんの根本が優しいところがこういうところにも出てましたね。シンくんにノート書いてあげてたし。
そもそも授業サボり魔2人と生徒会長がどうやったら仲良くなるんだって感じだけど、シンくんが本当に育ちの良い子なんだろうなと思いました。「バンドで」「売れずに」「10年続ける」っていうことがまず相当難しいことだと思うので…。グループも変わってないみたいだし。ぶっ飛んでるところはあるけどスタンスがモテたい!楽しいことしたい!みたいな子っぽいので、どんな子とでも仲良くできるんだろうな~。あとはケンゾウくんの過去話の、恩着せがましくないところ、素敵だなと思いました。
シンくん、これは橘さんの性格だと思いますが、毎度みんなにスリッパを差し出したり、ちまちまお靴を直してあげるところが優しくて好きでした。ギタースタンドの「これ借りて良い?」とか。
ジュースを一気飲みするところは言わずもがななんですが、あの覚悟を決めた時の顔すてきでしたね。表情から感情が伝わってきて、嬉しかったです。その前の台詞の、「ぜ~~~んぜんだめ」も本当に拗ねてた…。威勢が良かった分ちょっと面白かった…。あと、アカペラもちょっと聞けて幸せでした。声が好きなので歌声がああやって聞けるのは贅沢。
 
パンフレットの話。
対談、あまりにもあまりにも貴重でした。ご自分の昔話を聞けるの、すっごく貴重だったな~。私が推しさんを知った時、以前のブログが残っていて、おやすみしますの記事も残っていた気がするんですね。理由もなんとなく書いてあった気がするんですね。(魚拓を取っていないので自分の幻覚かもしれないと思い始めている)(ネットの海で得た情報かもしれない)(これを目にした人は忘れてください)あとは、当時関係者席に入ったことのある友人からちょびっと話を聞いたりしましたが。
過去の作品は見れる範囲では見てますが(最近の流行りはデビュー作品のMV)(全然顔変わってなくてすごい)基本あんまり見てなくて…。純粋に懐の問題ではありますが、有限なら未来のために使いたい…という…言い訳です…
昔のこと、気にはなりますがお仕事の話以外はあんまり突っ込まない方がいいのかな、と思って接触でもお手紙でもあんまり触れたことが有りません。なのでなおさらボクキョのパンフレットも色々考えちゃったりしたんですが、オタクのお節介すぎる。すみません。
 
そんな感じでした。もう一か月も経ってしまった。オテロが終わったのに。
中身が納得いきませんが、出ない神本と出るクソ本の精神でとりあえず書き上げてみます。次はすばゆめの予定。
 
ところで、シンくんのあのカエル博士設定は一体何なんだろう…(博士?)